認定NPO法人、という制度をご存知でしょうか?
NPO法人の設立をお考えであれば、ぜひ知っておいて頂きたいと思いますので、概要をご紹介します。
認定NPO法人とは?
所轄庁の認証を受けて設立されたNPO法人のうち、運営組織や事業活動が適正であるなど、一定の基準に適合すると認められたNPO法人のことです。
認定NPO法人になると?
認定NPO法人に寄付をした個人や法人には税制上の優遇措置が与えられます。
寄付をすると税金が安くなります。
個人は納める所得税・住民税の金額を減らすことができます。
法人は寄付を損金(経費)にできる枠が広がり、寄付で節税ができるのです。
寄付により税金面でメリットを得られるわけですから、NPO法人側からすれば寄付が集めやすくなります。
認定NPO法人になるには?
実績判定期間
はじめて認定NPO法人の申請をする場合は、最低2事業年度が終了している必要があります。
8つの基準
認定NPO法人になるには、8つの基準を満たす必要があります。
- パブリックサポートテスト
- 共益性の判定
- 運営組織および経理に関する基準
- 事業活動に関する基準
- 情報公開の基準
- 事業報告書等に関する基準
- 不正行為等に関する基準
- 設立後の経過期間に関する基準
仮認定という制度も
仮認定という制度もあり、認定よりもハードルが下がっています。
仮認定を経由して、認定を目指すこともできるようになり、門戸が広がりました。
まとめ
上記はあくまでも概要です。
それぞれの項目について細かく基準が定められています。
また、認定NPO法人になるには4つのアプローチがあり、どのような事業を行うかによりどの道を選択すべきかが分かれます。
そのひとつひとつについて、当サイトでご紹介していきたいと思います。